昨年11月にMacBook ProのOSをMojaveにアップグレードしましたが、今回から導入されたダークモードは個人的にかなり好みではあるものの、普段使いするのにとても困った事象に遭遇しました。今回は発生した事象とどう回避したかについて書きたいと思います。
スリープ中のバッテリー消費が激しくなった
これは、Mojaveアップグレード後の問題としてよく聞く事象だと思います。私の場合、自宅の MacBook Pro (Retina, 13-inch, Early 2015) をMojaveにアップグレードしたところ、この事象が発生するようになりました。
これが発生すると、例えば自宅でMacBook Proをフル充電してスリープモードのまま外出し、いざ使おうとしたら数%しか残っていない!みたいなことが何回かあって非常に困りました。
一部の記事では、macOSのハイバネーション機能に問題があって、SMCをリセットすれば解消するみたいなことが書かれていましたが、私の場合それでは解消しませんでした。仕方がないので、電源アダプタを常時持ち歩くとか、使わないときは電源を落とすとかで、しばらく我慢を強いられる状況が続いていたんですね。
そして先日、別の理由でMacBook Proの環境をまっさらにしようと思い、OSのクリーンインストールをしたところ、この事象は嘘のように発生しなくなりました。
原因は結局分かりませんでしたが、今にして思うと一部のMojave未対応のアプリケーションが暴れてたのかなと推測しています。
Chromeでリンクをcommandキー+クリックしても新しいタブで開かなくなった
ページのリンク先を commandキー+クリック で新しいタブとして開いておき、後で順番に見ていくというのはよくやるのですが、お仕事用の MacBook Pro (15-inch, 2017) をMojaveにアップグレードしたところ、この操作をしても新しいタブで開かなくなってしまいました。
これは地味に困る事象で、仕方が無いので後で見るリンク先は毎回コンテキストメニューから「新しいタブを開く」をクリックすることで対処していました。(とても面倒くさい!)
その後、同じ症状で困っている人はいないかなと調べてみたところ、こちらの記事で対処法が紹介されていました。(ありがとうございます。とても助かりました!)
どうやらUS配列のキーボードで、commandキーに英数/かな切り替えを割り当てるためにKarabiner-Elementsを使用していると発生してしまう事象のようです。
対処としては上記の記事で紹介されているように、commandキーの英数/かな切り替えをKarabiner-Elementsではなく、⌘英かな に変更することで回避することができました。
終わりに
今回発生した事象で、「スリープ中のバッテリー消費が激しくなった」は、自宅のMacBook Proで発生しましたが、お仕事用では発生していません。逆に「Chromeでリンクをcommandキー+クリックしても新しいタブで開かなくなった」は、お仕事用のMacBook Proで発生しましたが、自宅用では発生していません。
モノによって発生する事象が違うみたいですね...困ったことに。