先日、Safari Books Onlineの利用を開始したのですが、学びの世界が一気に広がりとても満足しています。今回はこの喜びを表現しようと、Safari Books Onlineについてとか、利用開始に至った経緯、それと、お得な利用方法について書きたいと思います!
Safari Books Onlineとは
Safari Books Onlineは、海外の200社以上の大手出版社から発行されている書籍、動画などをサブスクリプション型で提供しているデジタルライブラリーサービスです。残念ながら、今のところ日本語のコンテンツは無いようです。
ちなみに、今は「Online Learning with O’Reilly」という名称になったのでしょうか。「Safari Books Online」という名称が公式サイトから見当たらなくなりました。ですが、いまいちしっくりこないので、この記事では昔からの呼び名である「Safari Books Online」で書いていきたいと思います。
利用開始までの長い道のり
実は、このサービス自体はだいぶ昔から知っていましたし、自分の読書スタイルからSafari Books Onlineを利用した方が絶対にお得というのは分かっていたものの、なかなか契約に踏み切れなかったんですね。というのは、小遣い制な私にとって月額$39または年額$399というのは微妙にハードルが高くて、これまで何度も検討しては断念というのを繰り返していたのです。そうこうしている内に、3年の月日が経ってしまいました。
ちなみに私の読書スタイルはこんな感じです。
- その時の気分によって色んな本を並行読書している
- 洋書は比較的よく読む
- 大量の書籍に囲まれて生活していたい
すみません。最後のは願望ですね笑
あと、最近では読書以外に動画でも学ぶことが多くなりました。
利用開始に踏み切れたものは
そんな私がSafari Books Onlineの利用開始に踏み切れたのは、Optimizing Java という本がありまして、これをどうしても読みたかったからなんですね。
この本、Amazonだと5千円もする!どうせ5千円払うのならSafari Books Onlineを契約し、ついでに他の本も併せて読んだ方がお得なのでは。だけど小遣いが...
そんな時、以下の記事で ACM(Association for Computing Machinery) という、チューリング賞などで有名な米国の計算機学会の会員(年額$99)になると、特典としてSafari Books Onlineが利用できることを知りました。
410gone.click agnozingdays.hatenablog.com
記事を書いてくださった方々、めっちゃ感謝しています!即行で契約しました!
ACM会員の登録方法や、ACMアカウントでSafari Books Onlineを利用する方法については、上記のサイトで紹介されています。もちろん、Webブラウザだけでなく、モバイルアプリからも利用できます!
学びの世界はどう広がったか
圧倒的なコンテンツの量なので、大量の書籍に囲まれて生活していたい私の願望は満たされましたし、その中からその時の気分によって読みたい本をピックアップする感じで並行読書を楽しんでいます。もちろん、マルチデバイスで利用できるので、通勤中はタブレットのモバイルアプリで、自宅や職場でMacを触っているときはWebブラウザで読んでいます。読みたい本を探すときも、大量の書籍の中から串刺し検索で探せるのもいいですね。この機能で、今まで自分の知らなかった書籍にも巡り会えています。
また、動画のトレーニングコースも充実しているので、最近だとiOSやAndroidなど、モバイルアプリ開発の学習に利用しています。やはり、「ちょっと気になる技術がある」に対して最初の入口として動画で学び、深掘りしたくなったら書籍で学ぶというのはとても効率的です。
終わりに
今回は、Safari Books Online最高だったよ!という記事でした。
よく、企業のITエンジニア向けの福利厚生として、書籍購入補助制度があると思います。非常にありがたい制度ではあるのですが、大体の場合は企業の共有財産として購入するのでリアル本に限られたり、読み終わったら共有の本棚に戻す必要あったりすることが多いのではないでしょうか。大量の書籍に囲まれて生活していたい、いつでも読みたい本を自由に選びたい私にとっては、ちょっと物足りないというか...
そんな時、Safari Books Onlineにはチームプランや企業用プランもあるようです*1。ITエンジニア向けの福利厚生としてSafari Books Onlineが使えたら、私のような人がとても喜びます。一部の企業では既に導入済みのところもあるようなので、これがもっと広がるといいなと個人的に思っています。